下肢静脈瘤について

今、1千万人以上の方が下肢静脈瘤の悩みを抱えているそうです。

 

先日も名古屋の82歳になられるという女性から上下運動器の問い合わせを頂きました。

病院で薬を飲みながらも、足は冷え、心臓にも負担が掛っているようでとてもお気の毒です。室内は何とか歩けるようですが、外は車椅子とのことですから当院まで来ていただく事もできません。

 

状況によっては、上下運動の器械も介助者がいないと危ないのです。

 

やはり自力で出来る範囲からはじめた方が良いと思い、食事療法や上下運動を含めた健康体操、足首の交互浴、脚袋法などのやり方を書いてお送りすることにしました。

 

今まで玄米食(おかゆ)だそうですが、玄米食は弊害もありお勧めできません。後は、スーパーでの惣菜のようでしたから全くの栄養不足になっておられると思われます。

糖質が多く、たんぱく質、脂質、ビタミン群、ミネラルと日光浴不足によるビタミンD欠如です。骨も脆くなっていて骨折もしやすくなり現にされているとのことです。

 

糖質を減らし卵や肉を食べる事をお勧めし、特に卵は栄養豊富で安上がりな食材で調理法も工夫でバリエーションがあります。

卵は、ビタミンC以外の栄養が含まれているプロテインスコアが高い食べ物とのことで一日5~10個食べても良いそうで、食べ物から変えてゆくことがまず必要と思われます。

 

身体は、全て一体。

食べ物(栄養)・運動(四肢)・呼吸(皮膚) ・こころの持ち方(精神)

病気はなってから治すのではなく、ならない体をつくる事(予防)が大切です。